センターコート

毎年、6月最終月曜日から、2週間にわたって開催されるウィンブルドン選手権。4大大会の中でも、もっとも歴史が古い大会です。ウィンブルドンのテニスコートは「聖地」と呼ばれ、テニスプレーヤーなら一度はそこでプレーしてみたいと思わせる神聖な場所。そんな「聖地」ウィンブルドンのコートの中でも、センターコートと呼ばれるコートは特別な存在です。なんと、1年のうちで、ウィンブルドン選手権が行われる2週間しか使用されないのです!

ウィンブルドンのセンターコート

ウィンブルドン選手権が行われるテニスクラブには、芝のコートが19(センターコートも含む)、その他の素材でできたコートが9つ、屋内コートが5つあります。伝統を重んじ、このクラブでは、選手は試合中に白いウェアを着用することが義務づけられています。練習中も、白を基調としたウェアとシューズを着用しなければなりません。
19面ある芝のコートのうち、センターコートは、1年にウィンブルドン選手権開催中の2週間のみ使用されます。第1コートも、2000年にデビスカップという国別対抗戦でイギリス代表が使用したのを最後に、ウィンブルドン選手権以外では使用されていません。
それ以外の時期は、次の選手権に備えてメンテナンスされています。センターコートと第1コート以外は、クラブ会員と、LTA(ローンテニス協会)が後援する選手ならば1年中使えます(芝のコートの使用期間は5~9月)。

メンテナンス

ウィンブルドンのテニスコートは、14人のスタッフによって1年中管理されています。ウィンブルドン選手権の期間中は、この14人の管理スタッフのほかに更に12人が加わります。
センターコートと第1コートは、ウィンブルドン選手権が終わると次の大会に向けての整備期間に入ります。大会で2週間使用するためだけに、1年かけて芝を整備するのです。

クラブ会員がプレーできる機会

大会期間中以外でも、また、ウィンブルドン選手権に出場する選手以外でも、センターコートでプレーできる機会があります。毎年、大会2日前の土曜日に、女性のクラブ会員4名だけがダブルスでプレーすることを許されています。これは、芝の状態を調べるためだそうです。

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