デュースのあるスポーツ

テニスでデュース(deuce)といえば、ポイントが40-40に並んだ状態を意味します。デュースになると、次のポイントを取った選手がアドバンテージとなり、同じ選手が続けてポイントを取ればゲームの勝者となります(ただし、もう一方の選手がポイントを取った場合は再びデュース)。
このデュースというルールは、テニスだけでなくバレーボール、卓球などにもあります。実は、バレーボールと卓球はテニスと非常に関わりの深いスポーツなのです。

デュースの語源

デュースの語源には、諸説あります。フランス語で「両選手は同点である」という意味の「a deux le jeu」に由来するという説がひとつ。もうひとつは、単純にフランス語の2(deux)という意味から来ています。勝負が決するにはあと2ポイント必要だということを表すために使われていた「deux」が「deuce」に変化したという説です。

また、英語でデュース(deuce)という言葉の意味は「さいころの2の目」「悪魔」「災難」「不運」などです。この場合の「さいころの2の目」は、さいころを2つ振って出た目で、最も小さい数。つまり、デュースとは最悪の状態であり、そこから抜け出すには2ポイントリードする努力が必要だということから、デュースという言葉を使うようになった説もあります。

バレーボールとテニス

バレーボールは、1895年にアメリカのウィリアム・G・モーガンによって考案されました。老若男女のだれもが楽しめるスポーツを考える際に、テニスを参考にしたのです。ゲームを簡単にするためにラケットを放棄し、手で打ち合う新しいスポーツ。それが、現在のバレーボールになったということです。テニスでいうボレーでボールを打ち合うことから、バレーボール(volley ball)と呼ばれるようになりました。

卓球とテニス

卓球は、天候のためにテニスをプレーできないとき、クラブハウスの中で暇つぶしに行ったのが始まりという説があります。本をラケットに、コルクを丸めたものをボールにしてテニスのミニチュア版を行ったのが卓球の始まりとか。詳細は定かではありませんが、卓球を英語で「table tennis」ということからもわかるように、卓球の元がテニスだということは間違いないでしょう。