ボールの寿命、ラケットの寿命

ボールもラケットも、日々の練習でだんだん劣化していきます。使い込んだ用具は上達の証!とはいうものの、できれば良い状態のものを使いたいもの。テニスボールは、そしてラケットは、どのくらい期間使うことができるのでしょうか?

ラケットの寿命は様々?

「以前に比べて打球感が悪くなってきた。もしかしたらラケットの寿命かも?」という言葉を聞いたことがあると思います。しかし、多くの場合はラケットそのものの寿命というよりは、ラケットに張ってあるガットの寿命であるようです。
最近のラケットは様々な新素材が使われ、品質も安定していますので、同じラケットを十数年使っているプレイヤーもいます。中古品でも状態の良いものですと、新品同様の快適なプレイが楽しめます。使用状態やメンテナンス、そしてプレイヤーとの相性にもよりますが、通常の使い方ではラケットには数年から十数年間、「現役」での活躍が期待できます。
快適なプレイを長く続けるためには、ガットの張替えなどメンテナンスをまめに行いましょう。また、上達に伴ってこれまでとは違ったタイプのラケットの方が使いやすくなってくることもありますので、今までのラケットに違和感を覚えるようになったら、コーチ等へ相談してみることをお勧めします。

ボールの寿命は数ヶ月から半年

テニスボールは消耗品です。表面のフェルトが磨耗したり、弾みにくくなってきたりすることでボールの劣化がわかります。テニスボールの寿命は、使用頻度や使用プレイヤーによっても異なりますが、プレッシャーボール(中にガスが入っていて、その圧力で弾むボール)では2週間から1か月程度、ノンプレッシャーボール(コアがゴムで、ゴムの弾力で弾むボール)で数か月から半年程度です。
試合で使うテニスボールは「気温20度・湿度60%・1気圧という条件で、254センチメートルの高さからコンクリートの床に落として134.62~147.32センチメートルの高さまで弾む、重量56.7~58.5グラムのボール」とされています。弾みにくくなってこの基準を満たさなくなってきたボールはサーブ練習用などに使いましょう。

生まれ変わる古いボール

ボールやラケットなど、使用済みのスポーツ用品の処分は、コストの面からも環境への負荷の面からも課題となっています。そのため近年では、使用済みのスポーツ用品が効果的に再利用されるようになってきました。
一方、古くなって弾みにくくなったボールの圧力を再生する「ボール再生器」も登場して話題を集めています。