テニススポーツ医学

筋ケイレン

筋ケイレンはその名の通り筋肉がケイレンを起きすことです。俗に言う「足がつる」や「こむらがえり」は筋ケイレンのひとつですから、経験がある方も多いでしょう。 筋ケイレンは、運動神経の興奮により、一部の筋肉が連続して収縮している状態です。運動中に発生するケースが多い症状ですが、日常生活でもケイレンは発生します。特に筋肉を始動させる時に発症する場合が目立ち、寝起きの際に突然「足をつってしまう」というのがわかりやすいケースです。 筋ケイレンが起こるメカニズムはまだ完全に解明されていませんが、以下のようなものが原因として考えられています。

  • 無理な姿勢
  • 高強度の運動
  • 低・高温時
  • ウォームアップ不足
  • エネルギー(ミネラルやビタミン類)の不足

筋ケイレンの症状と予防法

筋ケイレンが起こると、筋肉の収縮による違和感と痛みが発生します。テニスでは特にふくらはぎの部分にケイレンが起きやすく、痛みがひどい時には立っていることもままならないでしょう。また、痛みが軽度であっても、筋肉の収縮が治まるまでは思うようには動かせません。

はっきりとした原因がわかっていないので確実な予防法はありませんが、適度な水分補給を心掛けることで脱水を防ぎ、筋ケイレンの頻度を抑えることができます。ただし、水だけを補給すると血液の塩分濃度が低下してしまいますので、スポーツドリンクなどを摂取するとよいでしょう。また、準備運動やその都度のストレッチなどを欠かさないようにすることも筋ケイレンの防止には効果的です。

筋ケイレンの治療

筋ケイレンが起こったら、まずは座らせるか仰向けに寝かせ、リラックスする姿勢をとらせます。
筋ケイレンは筋紡錘(筋肉が伸ばし過ぎないようにコントロールしている)や腱紡錘(筋肉が縮まり過ぎないようにコントロールしている)が正常に働かない状態なので、ストレッチを行って腱紡錘の働きを止めるとよいでしょう。

関連記事