テニススポーツ医学

テニスレッグ(ふくらはぎ肉離れ)

ふくらはぎの肉離れのことを俗にテニスレッグと呼びます。俗称があるくらいテニスで頻繁に発生するけがで、正式名称は「下腿三筋内側頭挫傷」といいます。ネットダッシュのように瞬発力を発揮する際に、収縮している筋肉が急激に伸縮することが原因です。

症状と改善策

けがをした瞬間はふくらはぎに打撃感を受け、筋肉の一部が断裂、損傷した状態になります。ふくらはぎ内部に腫れと圧痛が起きます。見た目にも筋肉のへこみがわかるほどであれば重唱です。痛みは相当激しいでしょう。また、表面上の変化が見られない場合にも筋肉の深い部分を損傷していることがあります。引っ張られたり、押されたりして痛みを感じる時は、筋肉の深い部分を傷めています。

予防するためには準備体操を欠かさないようにしましょう。特にストレッチを入念に行い、筋肉に柔軟性をつけることです。筋肉の柔軟性や、筋力が低下していると肉離れを起こしやすくなります。中高年の方や、体を動かすのが久しぶりな人は気をつけてください。プレーする時も、無理をせず、徐々に体を慣らしていきましょう。

テニスレッグの治療

できるだけ患部を動かさずに冷やしましょう。炎症と内出血を抑えます。冷やしたままでは血行が悪くなってしまいますので、温めて血行を良くします。応急処置をしたあとは、安静にしておくことです。筋肉が徐々に回復していくでしょう。ただし、アキレス腱が切れている場合には手術が必要になります。動きを元に戻すためのリハビリもしなければいけませんから、完治するまでは長くかかります。

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