エムズテニス便り

2008年11月06日第54話 2008年11月6日(木)

こんにちは。(有)エムズテニスパークの鈴木です。

さて、今回も先週に続き「テニス規則」について書きたいと思います。

■相手選手への妨害について
・プレー中に相手選手が打とうとしているとき、ラケットを振り回したり、大声を出したりなどの行為は相手への妨害として失点となります。主審がいない試合 で相手の言動によってプレーに集中できないような場合はレフェリーを呼び、事情を話して妨害かどうか判断してもらいましょう。

・プレー中にかぶっていた帽子を落としたり、ポケットに入っていたボールを落としてしまったときは、主審が「レット」とコールして、そのポイントを ファーストサーブからやり直します。意識的に妨害しようとした行為ではないので1回目だけは注意を受け、そのポイントをやり直します。しかし、2回目から は相手のプレーを妨害したものとして1ポイントを失いますので注意しましょう。例外として、ラケットを落とした場合と靴が脱げた場合があります。この場 合、相手の気が散るのは確かですが、それよりも落とした選手のほうが明らかに不利な状況となるためレットにはならず、プレーを続けることになります。

・隣のコートからボールが転がってきたり、風でビニール袋などが飛んできたり、ネットのセンターストラップが外れたりしたら、主審がレットとコール してプレーを中断し、そのポイントをやり直すことができます。主審がいない試合では、選手がレットとコールすることができます。しかし、観客の声などは妨 害として考慮されていないため、観客のアウトの声を、主審や線審の声と勘違いしてプレーを止めてしまった場合、失点となりますので応援の方々もプレー中は 声を出さないで観戦することがテニスのマナーとなります。

それでは次回をお楽しみに。

<お知らせ>
・10月31日(金)より第55期スクールがスタートしました。
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