エムズテニス便り

2009年09月10日第78話 2009年9月10日(木)

こんにちは。(有)エムズテニスパークの鈴木です。
私たちのような仕事は怪我が付き物です。では皆さん「全治」と「完治」の違いはご存知ですか?怪我の程度を表す際に「全治○○日」という使い方をしますよ ね。これは全て治るまでの期間と思われがちですが、実は医者の治療を必要とする期間を「全治」といい、医師による治療が終わったあと、自然に怪我が治って 「完治」となるのです。つまり全治2週間の怪我とは、2週間は医師による診察や治療を受ける必要があるということなのです。

さて今回は「燃え尽き症候群(バーンアウト)」について書きたいと思います。スポーツには競争心や向上心が必要です。トレーニングなどによって身体 能力の向上は可能ですが、身体的に問題がなくても心理的な支えがなくなるとスポーツ活動は行えなくなります。燃え尽き症候群とは、心理的なエネルギーが切 れた状態のことで、目標を達成できた時も、達成できなかった時も起こります。一度バーンアウトを起こすと、簡単には気持ちの入れ替えができず、再びスポー ツに取り組むことが難しくなります。よって、怪我を予防するのと同じように、燃え尽きを起こさないよう、普段から心理的なゆとりを持つことが重要です。

バーンアウトの主な症状としては、朝に起きられない、テニスコートに行きたくない、アルコール量が増える、イライラが募るなどから始まり、無関心、過度の消費、冷笑感などが起こります。

バーンアウトはテニスだけではなく仕事などでも起こる症状ですから、皆さん十分にご注意下さい。

あまり考え過ぎず、テニスを楽しみましょう!

それでは次回をお楽しみに。

<お知らせ>
・2009年9月8日(火)より第60期ナスパテニススクールがスタートしました。

 

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