エムズテニス便り

2008年08月19日第45話 2008年8月19日(火)

こんにちは。(有)エムズテニスパークの鈴木です。

さて今回は以外に知らないセルフジャッジの方法について書きたいと思います。私たちが参加する試合のほとんどはセルジャッジ(プレーヤーが判定とコールをすること)で行われています。正しいルールを覚えて試合にチャレンジしましょう。

1)サーバーはサーブを打つ前に、レシーバーに聞こえる声でスコアをアナウンスすること。声が小さい場合や、言わない方などもいらっしゃいますが間違いです。大きな声でスコアを言いましょう。

2)ネットより自分側のコートについて判定とコールをします。この場合、ボールがラインにタッチしたとき、あるいはボールを見失って判定できなかっ たときはグッド(入っている)です。ボールとラインの間に、はっきりと空間が見えたときのみアウト(フォールト)です。相手コートのジャッジはしないで下 さいね。

3)判定とコールは、相手に聞こえる声と相手に見えるハンドシグナルを使って速やかに行いましょう。代表的なハンドシグナルは、アウトの場合は人差し指を出し、グッドの場合は手のひらを地面に向ける動作です。

4)アウトまたはフォールトとコールした直後に、プレーヤー自身がグッドと訂正した場合は、そのプレーヤーの失点です。レフェリーによってオーバー ルールされた場合も同様に失点となります。ただし例外として、サーブされたボールがネットに触れたあとのフォールトをグッドに訂正した場合はサービスのや り直しとなり失点しません。

5)ダブルスの判定とコールは一人のプレーヤーが行えば成立します。しかし、ペアの判定が食い違った場合はそのペアの失点となります。ただし、ネッ トに触れたサーブを一人がフォールト、パートナーがレット(イン)とコールした場合はサービスのレット(そのサービスの打ちなおし)となります。

6)サービスのレットはレシーバーがコールします。誤ってサーバーがサービスのレットをコールした場合は次のような判断がくだされます。?そのコー ルによってプレーが停止された場合はサーバーの失点。?そのコールにレシーバーが同意した場合はサービスのレット。?そのコールにかかわらずプレーが続き ポイントが終了した場合はポイントが成立。

7)インプレー中に他のコートからボールが入って来るなどの妨害が起こった場合はレットとコールしてプレーを停止し、そのポイントをやり直すことができます。足元にボールが転がっている場合などは怪我の危険性もありますから、速やかにレットとコールしましょう。

8)スコアがわからなくなったときは、双方のプレーヤーが合意できるスコアまでさかのぼり、それ以降のプレーで双方が合意できるポイントを足したスコアから再開します(合意できなかったポイントは取り消し)。ゲームスコアがわからなくなったときも同様に処理しましょう。

9)プレーヤー同士で解決できないようなトラブルが起こったときや、相手選手の言動・コール・ジャッジに対する疑問や不服、トイレなどの場合は速やかにレフェリーに申し出ましょう。

10)試合終了後、勝者は大会本部に試合ボールを持っていき、スコアを報告しましょう。


それでは次回をお楽しみに。

<お知らせ>
・8月29日(金)より第54期スクールがスタートします。
・8月よりナスパサークル及びジュニアフリーエントリーの日程が携帯電話で確認できるようになりました。是非ご利用下さい。
サークル     http://www.yms-t.co.jp/info_mob/circle/
フリーエントリー http://www.yms-t.co.jp/info_mob/entry/
※最新携帯以外では表示されない場合がありますのでご了承下さい。
・9月8日(月)〜9月14日(日)まで一般スクールは休講です。

 

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