エムズテニス便り

2008年09月12日第48話 2008年9月12日(金)

こんにちは。(有)エムズテニスパークの鈴木です。
「世の中、不景気だ」と最近よく耳にします。しかし、不景気になるとスカーフの売上は伸びるそうです。スカーフの売上と景気は反比例するという経済法則が あるそうで、女性の消費の中心はいつの時代もファッション関連商品ですが、洋服の一割ほどの値段で買えるスカーフは、不景気のときほどよく売れるそうで す。これは金銭的余裕のない女性が、高額な衣服の購入を控え、かわりに安価でファッションにバリエーションをつけられるスカーフを購入するからだそうで、 過去の例では、石油危機の1975年に、スカーフの売上が激増し、80年までに半減したことがあるほか、87年の円高不況時に500億円に達したスカーフ 消費量が、バブルのピークである91年には280億円まで減少した例もあります。ここ数年のスカーフの売上を調べれば、好景気か不景気かを判断できるかも しれません。

さて今回は、ちょうど今開催されているパラリンピックについて書きたいと思います。パラリンピックとは国際パラリンピック委員会(IPC)が主催す る身体障害者を対象としたスポーツ競技大会で、オリンピックと同じ年に同じ場所で開催されています(つまり今年は北京です)。パラリンピックという名称 は、半身の不随(paraplegic)+オリンピック(Olympic)の造語ですが、半身不随者以外も参加するようになったため、1985年から、平行(parallel)+オリンピック(Olympic)で「もう一つのオリンピック」と解釈されるようになりました。パラリンピックはもともと戦争で負 傷した兵士たちのリハビリとして「手術よりスポーツを」の理念で始まったもので、オリンピックと違い、障害の度合いに応じた階級が存在します。

アテネパラリンピックでは日本人選手(国枝・斎田ペア)が金メダルを獲得していますし、2007年には国枝選手が史上初となる車椅子テニスシングルスのグランドスラムを達成していますから、今回の北京パラリンピックも期待しましょう。
※車椅子テニスに関しての詳細は、車椅子テニス指導日誌をご覧下さい。

がんばれ日本!!

それでは次回をお楽しみに。

<お知らせ>
・9月8日(月)〜14日(日)まで一般スクール休講です。※ジュニアはカレンダーでご確認下さい。

 

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