エムズテニス便り

2009年03月25日第65話 2009年3月25日(水)

こんにちは。(有)エムズテニスパークの鈴木です。
激しく鋭い感じや、衝撃が走った場合などのことを「稲妻のように」と例えることがありますよね。でも、どうして「稲」と「妻」なのでしょうか。実は雷の多 い年は稲がよく実ると言われていました。そこで古代の日本では雷の光が稲を結実するということで、雷の光は稲の夫「稲夫(イナツマ)」と呼ばれていまし た。また、当時は夫婦や恋人が互いに相手を呼ぶときは男女関係無く、「妻」「夫」ともに「つま」と言ったことから、江戸時代に「稲妻」という字が使用され るようになったそうです。

さて今回は海外のテニス事情について書きたいと思います。

海外の一部の国(アメリカ・イギリス・フランスなど)では等級テストをおこなっています。方法は国によってさまざまですが、アメリカなどではクラブ コーチとのヒッティングで5.2などの等級が決められます。プロレベルで6.0という話もありますし、実際にテストを受けたことがないので詳しい内容はわ かりませんが、試合の評価(成績)というより実力(どのくらい打てるか)の評価のようです。

イギリス・フランスではオフィシャルな等級テストがあり、フランスでは24、イギリスでは23のカテゴリーに、趣味レベルからトーナメントプレー ヤーレベルまでカテゴリー分けされています。イギリスではこのカテゴリーによって出られる試合が決められていて、例えばカテゴリーが低い選手はクラブ外 トーナメントには参加できないそうです。日本では「出場は自由」ですから、かなり事情が違うようです。

また、おもしろいことに、フランスではゴルフと同じようにハンディキャップ制が取り入れられていて、上位カテゴリーの選手はマイナス30(2ポイントとってラブの状態)からスタートしたり、下位カテゴリーの選手は30-0状態から試合を始める権利が認められています。
※私の経験からすると、日本人テニスプレーヤーは、このような仕組みに慣れていないため、レッスン中など「30ハンディで試合をしよう」と提案すると「なめてる」と受け取ってしまう方が多いです。ゴルフのように普及すれば問題ないとは思いますが。

テニス先進国といわれる国はテニスを楽しむためにさまざまな工夫をしているみたいですね。日本でも気軽にテニスを楽しめる方法があれば、もっとテニス人口が増えると思うのですが・・・。

それでは次回をお楽しみに。

<お知らせ>
・2009年4月7日(火)より第58期の優先継続週がスタートします。

 

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