エムズテニス便り

2008年03月04日第24話 2008年3月4日(火)

こんにちは。(有)エムズテニスパークの鈴木です。
3月3日は「ひなまつり」でしたね。女の子がいる家庭ではどのように過ごされましたか?皆さんご存知だとは思いますが「ひなまつり=桃の節句」で起源は平 安時代といわれています。当時の日本には5つの節句があり、その1つが「上巳=桃の節句」です。この節句という行事は貴族の間では季節の節目に身の汚れを 祓うものとして大切にされていました。また、節句の行事と宮中の紙のきせかえ人形で遊ぶ「せいな遊び」と融合し、自分の災厄を引き受けてくれた人形を川に 流す「流し雛」へと発展し、室町時代になると紙の雛が豪華なお雛様を飾って宮中で盛大にお祝いするようになります。それが宮中から武家社会、一般家庭へと 広がり今の形になったようです。現代社会ではよく「早くしまわないと婚期を逃す」とか言いますが、飾る日はいつがベストなのでしょうか?一般的な家庭では たぶんお父さんが休みの日に出すのでしょうが、飾るのに最適な日は「雨水の日」です。雨水という名前から想像すると雨が降っている日!?と思ってしまいま すが、雨水の日とは24節気のひとつで雪が雨に変わり氷が水になる頃という意味です。春の訪れを感じたら飾るという感じでしょうか。それでは第24話のス タートです。

第24話の今回はテニスの国際団体である国際テニス連盟(略称:ITF)と、その国際テニス連盟が運営する主な大会について書きたいと思います。

まず国際テニス連盟ですが本部はイギリスのロンドン郊外にあります。1913年にフランスのパリで国際ローンテニス連盟(ITLF)として設立さ れ、1977年にローンという単語が削除され、現在の国際テニス連盟になりました。現在では世界で203協会が加盟していて日本テニス協会(略 称:JTA)は1923年に加盟しています。国際テニス連盟が主催する主な大会としてはデビスカップ(男子)とフェドカップ(女子)があり、この二つの大 会は国別対抗戦として有名です。

デビスカップ(略称:デ杯)は1900年から毎年行われていて、優勝杯の寄贈者であるドワイト・デビスにちなんでこの名前がつけられました。デビス カップは各国代表4選手が3日間の日程で戦います。初日はシングルスが2試合、2日目はダブルス、最終日はシングルス2試合を行い、先に3勝した国が勝ち となります。試合は5セットマッチで行われますが、最終第5試合を待たずに勝利が確定した場合は消化試合として3セットマッチで行われています。

次にフェドカップですが、1963年に国際テニス連盟設立50周年を記念して第1回大会が開催されました。最初は国際テニス連盟の連盟の名前を取っ てフェデレーションカップと言われていましたが、1995年から現在のフェドカップに名称が変更され開催されています。試合方式は男子と同じですがすべて 3セットマッチで行われます。

日本代表として選ばれた選手は非常に名誉なことだと思いますがそれ以上に日の丸を背負い、国の名誉とプライドを掛けて戦うわけですからプレッシャー は相当なものだと思います。しかし、普段はライバルとして戦っている選手同士がこの試合のために合宿などを行い共に練習を重ね、一致団結し世界一を目指す というのは素晴らしいことだと思います!詳しくは日本テニス協会のホームページをご覧になってみて下さい。

それでは次回をお楽しみに。

<お知らせ>
・2月29日(金)より第51期がスタートしました。

 

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