エムズテニス便り

2008年03月13日第25話 2008年3月13日(木)

こんにちは。(有)エムズテニスパークの鈴木です。
春が近づいてきましたね。もうすぐお花見の季節です。みなさんはお気に入りスポットなどありますか?

第25話の今回はテニス用語について書きたいと思います。レッスンなどではあまり聞かない言葉(大会などで使う言葉)を中心に書きますので、これから試合出場を目指す方などは参考にして下さい。
<ワイルドカード>
 主催者推薦枠のことです。ランキングが低く自力ではまだ大会に出場できないが、大会主催国で期待されている若手選手などに与えられることが多いようです。
<ラッキールーザー>
 予選決勝まで進出したが敗退した選手はランキング順に待機リストに載せられます(但し待機リストへの申込が必要ですから注意して下さい)。本戦に欠場者が出た場合、この待機リストの上位から順に本戦に繰り上がります。これが「幸運な敗者=ラッキールーザー」です。
<チャレンジシステム>
 グランドスラム大会では2006年の全米で初めて導入されました。ホークアイと呼ばれるコンピューターによる判定システムのこと。選手が審判の判定に不 服な場合、リプレーが行われ、その結果が最終判定となり、主審もこれをオーバーコールできないこととなっています。使用ルールは1セットに3回まで(選手 側が正しかった場合は回数が減らない)、無制限(07年デ杯決勝)など、大会によってさまざまです。
<Iフォーメーション>
 ダブルスでサービス側がコートの真ん中に一直線に並ぶフォーメーションのことで、サーバーはサービスをセンターから打ち、前衛はセンターにしゃがんで構 えます。前衛のしゃがむ位置などで厳密には呼び方の違いがあるようですが、ある著書によると全て同じものと解説されています。別名がいくつかあり「タンデ ムフォーメーション」と呼ぶ場合や、アメリカでは「オーストラリアンフォーメーション」と呼び、オーストラリアでは「アメリカンフォーメーション」と呼ぶ らしいです。
<ポーチ>
 これはレッスンでもよく聞く言葉ですが、みなさん意味はご存知ですか?辞書でポーチ(Poach)の語義を調べると「侵入する」「侵害する」などと載っ ていますが、その中に「横取り」というのがあります。これが語源とされている場合が多いです。パートナーがポーチをして「サンキュー」というのは実は嫌味 かもしれません。横取りしてくれてありがとう・・・

それでは次回をお楽しみに。

<お知らせ>
・3月21日(金)より第52期の優先継続週です。
・ジュニア春季合宿と春季強化練習を募集しています。
・3月28日(金)〜4月3日(木)はスクール休講です。ジュニアスクールは別紙カレンダーにてご確認下さい。

 

この記事へのコメント

この記事へのコメントはまだありません

この記事にコメントする