エムズテニス便り

2008年05月13日第34話 2008年5月13日(火)

こんにちは。(有)エムズテニスパークの鈴木です。
先日、世界地図を見ていたら変な地名がたくさんありました。「バヌアツ・エロマンガ島」「オランダ・スケベニンゲン」「スペイン・アホ岬」など。カタカナで書いてあるから変なだけなんですが・・・

第34話の今回は前回のホップマンに続き海外留学先であるニックボロテリーテニスアカデミーについて書きたいと思います。ニックボロテリーテニスア カデミー(NBTA)は1978年にアメリカのフロリダ州で設立された世界初の常設テニス学校で、錦織圭プロの留学先として最近話題となっています。東京 ドーム16個分という広大な敷地の中には寮や学校が併設されていて、世界75カ国から約600名のジュニア選手がトッププロを目指してテニス漬けの生活を 送っています。主宰者のニック・ボロテリーという方は、実は選手経験がありません。25歳の時、時給6ドルでテニスコーチを始めたのです。70年代はプロ コーチが少ない時代でした。その中でNBTAを設立し、その評判が急激に広がります。80年代後半の4大大会では出場者8人に1人がNBTA出身の選手 だったほどです。

では実際に留学するにはどのくらいの費用がかかるのでしょう。一般的な留学費用は4万ドル(約400万円)だそうです。錦織圭プロのようにプロコー チを帯同させると、その金額は倍以上の1000万円。ちょっと庶民には手が出ない感じです・・・気になる方は「アスリートブランド」というサイトをご覧に なってみて下さい。

ちなみに錦織圭プロは「盛田正明テニスファンド」での留学です。盛田正明テニスファンドとは日本テニス協会の盛田正明会長が私財を投じて設立した ファンドで、独自に有望選手を発掘してフロリダに留学させ、渡航費、学費、アカデミーの授業料、寮費、遠征費など初年度に年間数百万円、2年目以降はプロ コーチ費用が加わり年間約1000万円の費用を担っています。現在は3人がフロリダで腕を磨いていて、全日本選手権にて15歳で8強入りした奈良くるみ選 手も卒業生です。

ナスパジュニアテニスアカデミーも、まずは日本一を目指して頑張っていこうと思います。皆さん応援して下さいね。

それでは次回をお楽しみに。

<お知らせ>
・5月23日(金)及び24日(土)はスクール休講です。
・5月24日(土)に吉田友佳プロのテニスクリニックを開催します。
・5月25日(日)より第53期の優先継続週です。

 

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